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ロベール・ブレッソンの芸術

ロベール・ブレッソンの芸術

"ドストエフスキーがロシアの小説に、モーツァルトがドイツの音楽に対して占める位置を、ブレッソンはフランス映画に対して占めている" ー ジャン=リュック・ゴダール

映画について語る時、絶対に見ておかなければならない作品があります。ブレッソンの映画はその最たるものでしょう。
コクトーらと共に「カイエ・デュ・シネマ」誌の母体ともいえるシネクラブ "オブジェクティフ49" を創設した彼は、生涯を通じてドラマティックな誇張を一切排した純粋な映画づくりを追求しました。
簡潔さの極みを実現したブレッソンの作品は、「本物の芸術とは何か」を今でも語りかけてきます。



抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より

(1956年 / フランス / 100分)
監督・脚本;ロベール・ブレッソン 原作;アンドレ・ドヴィ 撮影;レオンス=アンリ・ビュレル
出演: フランソワ・ルテリエ / シャルル・ル・クランシュ / モーリス・ベブアロック / ローラン・モノー

1943年・ドイツ占領下のリヨン。レジスタンスのフランス将校が逮捕され、監獄の独房に入れられる。毎日のように聞える銃殺刑の音。開放など望めるべくもなく処刑される運命にある彼は脱獄を決意する。無言と寡黙の雄弁さ。至福の映画体験。



バルタザールどこへ行く

(1964年 / フランス・スウェーデン / 95分)
監督・脚本;ロベール・ブレッソン 撮影;ギスラン・クロケ 美術;ピエール・シャルボニエ
出演;アンヌ・ビアゼムスキー / フランソワ・ラファルジュ / フィリップ・アスラン

"この映画は美しい。そう、私にとってただ美しいのみである" F・トリュフォー。 ピレネーの小さな村の娘マリーは、農園主の息子ジャックと小さなロバのバルタザールを可愛がる。しかし運命は二人を引き離し、バルタザールも人手に渡ってしまう。


少女ムシェット

(1967 / フランス / 80分)
監督・脚本;ロベール・ブレッソン 撮影;ギスラン・クロケ 音楽;クラウディオ・モンテヴェルディ
出演:ナディーヌ・ノルティエ / ジャン・クロード・ギルベール / マリア・カルディナール

父親はアル中で暴力ばかり、母親は病気で寝たきりの14才の少女ムシェット。学校では友人も居場所もない彼女は、ある日森で密猟者と出会い心を通わせるようになるが。「田舎司祭の日記」以来2度目のジョルジュ・ベルナノスの小説の映画化。


スリ

(1959年 / フランス / 74分 / ニュープリント版)
監督・脚本;ロベール・ブレッソン 撮影;レオンス・アンリ・ビュレル 音楽;ジャン=パティスト・リュリ
出演;マルタン・ラサール / マリカ・グリーン / ピエール・レーマリ / ペルグリ / ピエール・エトー

手先が器用なことから、スリをして生計をたてている貧しい大学生ミシェルと彼を慕う女ジャンヌの物語。スリの驚くべき手口がドキュメンタリー・タッチでリアルに描かれ、切ない恋愛とサスペンスたっぷりの犯罪がクールに交差する傑作!


ラルジャン

(1983年 / フランス・スイス / 85分 / ニュープリント版) ・カンヌ国際映画祭 監督賞 / 創造大賞
監督・脚本;ロベール・ブレッソン 撮影;エマニュエル・マシュエル / パスカリーノ・デ・サンチェス
出演;クリスチャン・パティ / カロリーヌ・ラング / バンサン・リステルッチ

80歳を超え自身の映画美学の神髄を究めた遺作。偶然握らされたニセ札をきっかけに妻子あるガソリン配達人の青年が全てを失い、一家惨殺事件を引き起こし人生を転落していく...。手と感情を封じた表情を繊細にとらえた映像の数々は圧巻!


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10.14(金)-12.4(日) 全8週間連続・毎週末限定上映




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(198182/ 西ドイツ / 157) ・カンヌ国際映画祭 監督賞

監督・脚本;ヴェルナー・ヘルツォーク 撮影;トーマス・マオホ 音楽;ポポル・ヴー

出演;クラウス・キンスキー / クラウディア・カルディナーレ / ホセ・レーゴイ / ポール・ヒッチャー


9世紀末、ブラジル・マナウス。前人未踏のアマゾンの奥地にオペラハウスを建てようとする男 フィッツカラルドの執念。次々と主役が降板するなど様々なトラブルを乗り越え、4年の歳月をかけて完成。舟の山越えのシーンは世界中の観客に大きな衝撃を与えた。


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(2010/ フランス・ベルギー・チャド / 92)・カンヌ国際映画祭 2010年 審査員賞

監督・脚本;マハマト・サレ・ハルーン 

出演;ユースフ・ジャオロ / ディオク・コマ / エミル・アボソロ・ムボ


現代のチャド。かつては水泳チャンピオンだったアダムは、今では高級ホテルの監視員。しかし、ホテルは新しオーナーに代わり、仕事を息子のアデルに変るように強要する。一方、内戦によって混乱するチャドの政府軍は志願者には現金を与えていた ...


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(1978/ アメリカ / 94) ・カンヌ国際映画祭 監督賞 / アカデミー賞 撮影賞 他

監督;テレンス・マリック 撮影;ネストール・アルメンドロス 音楽;エンニオ・モリコーネ出演;リチャード・ギア / ブルック・アダムズ / リンダ・マンズ / サム・シェパード


19世紀初頭、テキサスの農村地帯を背景に、時代に翻弄される若者たちの希望と挫折。名手アルメンドロスによるワイエスの絵画を思わせる奇跡の映像美はその後の映画史にも類をみない。伝説の映画監督テレンス・マリック(「ツリー・オブ・ライフ」)の最高傑作。


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(2010/ ロシア / 124) ・ベルリン国際映画祭 2010年 銀熊賞 / 男優賞・芸術貢献賞

監督・脚本;アレクセイ・ポポグレブスキー

出演;グレゴリー・ドブリギン / セルゲイ・プスケパリス

      

ロシアの北極圏辺境の島。定期的に周囲の放射能を測定する観測所で働く二人の男。長年、孤独な環境の中で働くセルゲイはこの仕事に誇りをもっていた。一方、新しいパートナーのパベルは夏を寒冷地で過ごすために申請してきた新人だった ...


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(1995/ フランス・ドイツ・ハンガリー / 170/ デジタル リマスター版)・カンヌ国際映画祭 パルムドール賞

監督;エミール・クストリッツァ 撮影;ヴィルコ・フィラチ 音楽;ゴラン・ブレゴヴィッチ

出演;ミキ・マノイロヴィッチ / ラザル・リストフスキー / ミリャナ・ヤコヴィッチ / エルンスト・ストッツナー

15年振りにスクリーンに帰って来た。20世紀ベスト10》 ナチス侵攻下のセルビア。レジスタンスとして、広大な地下空間で、戦争後も人知れず50年もの間生き抜いた人々の愛と狂気の物語。強烈なジプシーブラスと共にクストリッツァの最高傑作!!


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(2008/ ロシア / 118) ・ヴェネツィア国際映画祭 2008年 銀獅子賞 / 監督賞

監督;アレクセイ・ゲルマン・ジュニア

出演;チュルパン・ハマートゥヴァ / メラーブ・ニニッゼ / アナスタシア・シェベレワ

      

カザフスタン。ダニエルはソ連初の宇宙飛行計画に従事する専門医。将来の若い宇宙飛行士たちの健康管理の責任者をしている。彼は国家のために若い命が犠牲になることが、どうしても許せなかった。そしてある日、ついに士官の一人が死んだ ...


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(2003/ アメリカ / 61) ・アカデミー賞 短編ドキュメンタリー賞

監督・プロデュサー;マリアン・デレオ 編集;ジョン・クストディオ 協力:アディ・ロッシュ

      

『それでも安全だと言えますか?』 1986426日 チェルノブイリ原発事故発生。それは当時生まれた子どもたちにたくさんの災いを及ぼした。ホットゾーン、小児病棟、乳児院。今なお続く被曝被害の事実に迫った渾身のドキュメンタリー。


トークライブ; 「内部被爆の脅威~広島陸軍病院最後の軍医 肥田舜太郎の証言」

日時∥2011113(木・文化の日) 13:30- 「チェルノブイリ・ハート」上映14:45- 講演

出演∥肥田舜太郎 1917年広島生まれ (94)1944年軍医少尉として広島陸軍病院に赴任1945年広島にて被爆。以降65年に渡って被曝医療に携わる著書に「ヒロシマを生きのびて」「内部被曝の脅威」他

参加費・申し込み∥映画料:先着順・限定116



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2009/ デンマーク・フィンランド・スウェーデン・イタリア / 79分)

監督・脚本:マイケル・マドセン 脚本:イェスパー・バーグマン 撮影:ヘイキ・ファーム

出演:T・アイカス / C・R・ブロケンハイム / M・イェンセン / B・ルンドクヴィスト / W・パイレ


フィンランド・オルキルオト。世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場は、固い岩盤を削って建設される地下都市。この巨大システムは、10万年間保持・二度と開けられないように設計されている。�本当に10万年後の安全は保障できるのか。


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(2008/ イギリス / 118) ・ベルリン国際映画祭 2008年 銀熊賞 / 女優賞

監督;マイク・リー

出演;サリー・ホーキンス / エリオット・コーワン / アレクシス・ゼガーマン

      

ポピーは何事にも楽天的な小学校低学年の教師。その彼女の開けっぴろげな行動が関わる人たちの中で誤解を生んだり、見る者にもっと悪い事態に陥ってしまわないだろうかとヤキモキさせる。果たして幸せはどこからやってくるのだろうか ...


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(2010/ アメリカ / 120)

監督・脚本;マイケル・エプスタイン 制作;ジェシカ・レヴィン / スーザン・レイシー 

登場する人物;ジョン・レノン / ヨーコ・オノ / ジョナス・メカス / アレン・ギンズバーグ / エルトン・ジョン / アンディ・ウォーホール / フィル・スペクター 他

登場する楽曲;ダブル・ファンタジー / イマジン / サムタイム・イン・ニューヨークシティ / マインド・ゲームス/ ミルク・アンド・ハニー / ハッピー・クリスマス 他

      

《ビートルズのジョンが"ジョン・レノン"を取り戻した街、ジョン・レノンが最も愛した街、そして彼の命を奪った街、ニューヨーク、あの時代 ... 》 オノヨーコの全面的な協力のもと、真実のジョンの後半生追った珠玉のドキュメンタリー最新作。


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(2009/ フランス・フィリピン / 110) ・カンヌ国際映画祭 2009年監督賞

監督;ブリランテ・メンドーサ

出演;ココ・マルティン / フリオ・ディアス / マリア・イサベル・ロペス

      

警察学校に通うペッピングは、若い恋人との結婚が控えている。貧しい彼は、新しく生まれてくる子どものためにも、麻薬の売買に関わって小銭を稼いでいた。ある日、汚職に手を染めている友人からの魅力的な金額の仕事の申しを受けてしまう ...


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(1956/ フランス / 100) 

監督・脚本;ロベール・ブレッソン 原作;アンドレ・ドヴィ 撮影;レオンス=アンリ・ビュレル

出演: フランソワ・ルテリエ / シャルル・ル・クランシュ / モーリス・ベブアロック / ローラン・モノー

      

1943年・ドイツ占領下のリヨン。レジスタンスのフランス将校が逮捕され、監獄の独房に入れられる。毎日のように聞える銃殺刑の音。開放など望めるべくもなく処刑される運命にある彼は脱獄を決意する。無言と寡黙の雄弁さ。至福の映画体験。


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(1964/ フランス・スウェーデン / 95)

監督・脚本;ロベール・ブレッソン 撮影;ギスラン・クロケ 美術;ピエール・シャルボニエ

出演;アンヌ・ビアゼムスキー / フランソワ・ラファルジュ / フィリップ・アスラン


"この映画は美しい。そう、私にとってただ美しいのみである" F・トリュフォー。 ピレネーの小さな村の娘マリーは、農園主の息子ジャックと小さなロバのバルタザールを可愛がる。しかし運命は二人を引き離し、バルタザールも人手に渡ってしまう。


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(1967 / フランス / 80)

監督・脚本;ロベール・ブレッソン 撮影;ギスラン・クロケ 音楽;クラウディオ・モンテヴェルディ

出演:ナディーヌ・ノルティエ / ジャン・クロード・ギルベール / マリア・カルディナール


父親はアル中で暴力ばかり、母親は病気で寝たきりの14才の少女ムシェット。学校では友人も居場所もない彼女は、ある日森で密猟者と出会い心を通わせるようになるが。「田舎司祭の日記」以来2度目のジョルジュ・ベルナノスの小説の映画化。


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(1959/ フランス / 74/ ニュープリント版)

監督・脚本;ロベール・ブレッソン 撮影;レオンス・アンリ・ビュレル 音楽;ジャン=パティスト・リュリ

出演;マルタン・ラサール / マリカ・グリーン / ピエール・レーマリ / ペルグリ / ピエール・エトー

      

手先が器用なことから、スリをして生計をたてている貧しい大学生ミシェルと彼を慕う女ジャンヌの物語。スリの驚くべき手口がドキュメンタリー・タッチでリアルに描かれ、切ない恋愛とサスペンスたっぷりの犯罪がクールに交差する傑作!


+「抵抗(レジスタンス) ー死刑囚の手記より」「バルタザールどこへ行く」「少女ムシェット」


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(1983/ フランス・スイス / 85/ ニュープリント版) ・カンヌ国際映画祭 監督賞 / 創造大賞

監督・脚本;ロベール・ブレッソン 撮影;エマニュエル・マシュエル / パスカリーノ・デ・サンチェス

出演;クリスチャン・パティ / カロリーヌ・ラング / バンサン・リステルッチ

     

80歳を超え自身の映画美学の神髄を究めた遺作。偶然握らされたニセ札をきっかけに妻子あるガソリン配達人の青年が全てを失い、一家惨殺事件を引き起こし人生を転落していく...。手と感情を封じた表情を繊細にとらえた映像の数々は圧巻!  


+「抵抗(レジスタンス) ー死刑囚の手記より」「バルタザールどこへ行く」「少女ムシェット」


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『ジョン・レノン、ニューヨーク』上映スケジュール


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(2010年 アメリカ / 120)

監督・脚本;マイケル・エプスタイン 制作;ジェシカ・レヴィン スーザン・レイシー 

登場する人物;ジョン・レノン ヨーコ・オノ ジョナス・メカス アレン・ギンズバーグ エルトン・ジョン アンディ・ウォーホール フィル・スペクター 他

登場する楽曲;ダブル・ファンタジー イマジン サムタイム・イン・ニューヨークシティ マインド・ゲームスミルク・アンド・ハニー ハッピー・クリスマス 他

      

《ビートルズのジョンが"ジョン・レノン"を取り戻した街、ジョン・レノンが最も愛した街、そして彼の命を奪った街、ニューヨーク、あの時代 ... 》 オノヨーコの全面的な協力のもと、真実のジョンの後半生追った珠玉のドキュメンタリー最新作。


11月11日(金)10:30~12:30/16:30~18:30/19:30~21:30

11月12日(土)10:30~12:30/16:30~18:30/19:30~21:30

11月13日(日)10:30~12:30/16:30~18:30


原発を考える/未来を考える

原発を考える/未来を考える




チェルノブイリ・ハート

(2003年 / アメリカ / 61分) ・アカデミー賞 短編ドキュメンタリー賞
監督・プロデュサー;マリアン・デレオ 編集;ジョン・クストディオ 協力:アディ・ロッシュ

『それでも安全だと言えますか?』 1986年4月26日 チェルノブイリ原発事故発生。それは当時生まれた子どもたちにたくさんの災いを及ぼした。ホットゾーン、小児病棟、乳児院。今なお続く被曝被害の事実に迫った渾身のドキュメンタリー。



◆ トークライブ ◆
「内部被爆の脅威~広島陸軍病院最後の軍医 肥田舜太郎の証言」

日時∥2011年11月3日(木・文化の日) 13:30- 「チェルノブイリ・ハート」上映14:45- 講演
出演∥肥田舜太郎 1917年広島生まれ (94歳)。1944年軍医少尉として広島陸軍病院に赴任1945年広島にて被爆。以降65年に渡って被曝医療に携わる著書に「ヒロシマを生きのびて」「内部被曝の脅威」他
参加費・申し込み∥映画料:先着順・限定116席



100,000年後の未来

(2009年 / デンマーク・フィンランド・スウェーデン・イタリア / 79分)
監督・脚本:マイケル・マドセン 脚本:イェスパー・バーグマン 撮影:ヘイキ・ファーム
出演:T・アイカス / C・R・ブロケンハイム / M・イェンセン / B・ルンドクヴィスト / W・パイレ

フィンランド・オルキルオト。世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場は、固い岩盤を削って建設される地下都市。この巨大システムは、10万年間保持・二度と開けられないように設計されている。・・・・・・本当に10万年後の安全は保障できるのか。


       
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三大映画祭週間 2011

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2011年10月14日(金) - 11月13日(日)

かつて、日本は世界で最も多様な映画を鑑賞することができる映画大国でした。しかし、経済の停滞と共に多くの街の映画館が閉館し、今やハリウッド映画や邦画がスクリーンの大半を占めています。その結果、世界最高峰の三大映画祭で有力な賞を受賞した傑作でさえ、日本で上映される機会が少なくなっています ...。
そんな傑作を少しでも多く上映したい !
そんな思いに賛同して頂いた映画会社の協力で少しずつ上映をはじめてみることになりました。


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◆ 01 カンヌ国際映画祭 2010 審査員賞
10月14(金)・15(土)・16日(日)   ◎ 連日 13:30 - (日曜のみ 19:30 - も上映)

(2010年 / フランス・ベルギー・チャド / 92分)・カンヌ国際映画祭 2010年 審査員賞

監督・脚本;マハマト・サレ・ハルーン
出演;ユースフ・ジャオロ / ディオク・コマ / エミル・アボソロ・ムボ

現代のチャド。かつては水泳チャンピオンだったアダムは、今では高級ホテルの監視員。しかし、ホテルは新しオーナーに代わり、仕事を息子のアデルに変るように強要する。一方、内戦によって混乱するチャドの政府軍は志願者には現金を与えていた ...。


  

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◆ 02  ベルリン国際映画祭 2010 銀熊賞 (男優賞・芸術貢献賞) 
10月21(金)・22(土)・23日(日)   ◎ 連日 13:30 - (日曜のみ 19:30 - も上映)

(2010年 / ロシア / 124分) ・ベルリン国際映画祭 2010年 銀熊賞 / 男優賞・芸術貢献賞

監督・脚本;アレクセイ・ポポグレブスキー
出演;グレゴリー・ドブリギン / セルゲイ・プスケパリス

ロシアの北極圏辺境の島。定期的に周囲の放射能を測定する観測所で働く二人の男。長年、孤独な環境の中で働くセルゲイはこの仕事に誇りをもっていた。一方、新しいパートナーのパベルは夏を寒冷地で過ごすために申請してきた新人だった ...。




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◆ 03  ヴェネツィア国際映画祭 2008 銀獅子賞 (監督賞)
10月28(金)・29(土)・30日(日)   ◎ 連日 13:30 - (日曜のみ 19:30 - も上映)


(2008年 ロシア / 118) ・ヴェネツィア国際映画祭 2008年 銀獅子賞 監督賞
監督;アレクセイ・ゲルマン・ジュニア
出演;チュルパン・ハマートゥヴァ メラーブ・ニニッゼ アナスタシア・シェベレワ

カザフスタン。ダニエルはソ連初の宇宙飛行計画に従事する専門医。将来の若い宇宙飛行士たちの健康管理の責任者をしている。彼は国家のために若い命が犠牲になることが、どうしても許せなかった。そしてある日、ついに士官の一人が死んだ ...




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◆ 04  ベルリン国際映画祭 2008 銀熊賞 (女優賞) 
11月3(木・祝)・4(金)・5(土)・6(日)   ◎ 連日 13:30 - (日曜のみ 19:30 - も上映);


(2008年 イギリス / 118) ・ベルリン国際映画祭 2008年 銀熊賞 女優賞
監督;マイク・リー
出演;サリー・ホーキンス エリオット・コーワン アレクシス・ゼガーマン

ポピーは何事にも楽天的な小学校低学年の教師。その彼女の開けっぴろげな行動が関わる人たちの中で誤解を生んだり、見る者にもっと悪い事態に陥ってしまわないだろうかとヤキモキさせる。果たして幸せはどこからやってくるのだろうか ...




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◆ 05  カンヌ国際映画祭 2009 監督賞 
11月11(金)・12(土)・13日(日)   ◎ 連日 13:30 - (日曜のみ 19:30 - も上映)

(2009年 フランス・フィリピン / 110) ・カンヌ国際映画祭 2009年監督賞
監督;ブリランテ・メンドーサ
出演;ココ・マルティン フリオ・ディアス マリア・イサベル・ロペス

警察学校に通うペッピングは、若い恋人との結婚が控えている。貧しい彼は、新しく生まれてくる子どものためにも、麻薬の売買に関わって小銭を稼いでいた。ある日、汚職に手を染めている友人からの魅力的な金額の仕事の申しを受けてしまう ...



【日本風景〜思い出は風に乗って〜】 8・9月プログラム

日本風景

時代とともに失われていった
あの家、あの駅、あの街。
家族の笑い顔、子どもたちの歌う声・・・
自転車、スクーターに鉄道列車
思い出はいつも、風に乗ってやってきます。
映画のなかに、なくしてしまった風景を探しに出かけませんか。


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 8月6日(土) - 12日(金)
(1965年 / 94分)

監督・脚本∥井上和男 原作∥清水寥人 脚本∥松山善三 撮影∥岡崎宏三 音楽∥佐藤 勝
出演∥森繁久弥 / 森 光子 / 三木のり平 / 岡田茉莉子 / 南 利明 / 山茶花究

ベテラン機関士の森繁は、助手の三木から引退の誘いを受けているが、お互い譲らない性格で...。鉄道マンたちの涙と笑いの人情喜劇。「国鉄足尾線」として蒸気機関車が最後に撮影された映画で、桐生駅をはじめ沿線の風景が随所に出てくる。列車事故の場面は圧巻。


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8月6日(土) - 12日(金)
(1952年/ 97分 / ニュープリント版) 

監督∥千葉泰樹 脚本∥井手俊郎 / 吉田二三夫 撮影∥飯村 正 音楽∥飯田信夫
出演∥原 節子 / 三船敏郎 / 杉 葉子 / 森繁久弥 / 清川虹子 / 飯田蝶子 / 藤原鎌足

銀座並木通りで似顔絵描きをするユキ。靴磨きの三人組。ある日、宝石店に偽のダイヤが届けられたことから事件が起こる。ユキが住んでいるのは月島あたり。都電で勝鬨橋を渡り銀座に出て並木通りで似顔絵描きの仕事をする。勝鬨橋が開く場面は貴重な風景。


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8月13日(土) - 19日(金)
(1953年 /136分)

監督・脚本∥小津安二郎 脚本∥野田高梧 撮影∥厚田雄春 美術∥浜田辰男 音楽∥斎藤高順
出演∥原 節子 / 笠 置衆 / 東山千栄子 / 杉村春子 / 山村 聰 / 三宅邦子 / 香川京子 / 東野英治郎

田舎で年老いた両親が、東京に住む娘や息子たちを尋ねてやってくる...。D52の貨物列車、C59が引く急行列車。冒頭・ラストの尾道を走る列車のシーンは、この厳しいテーマを繊細に、温かく包み込み、日本映画史上決して忘れる事の出来ない奇跡の風景を生んだ。


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8月13日(土) - 19日(金)
(1939年 / 77分 / ニュープリント版)

監督∥石田民三 原作・脚本∥森本 薫 撮影∥山崎一雄 助監督∥市川 崑
出演∥花井蘭子 / 山根寿子 / 藤尾 純 / 進藤英太郎 / 高堂黒天 / 伊達里子

地方では紹介されることのない名匠・石田民三の代表作。明治初期の大阪、どこからか三味線の端唄・川・橋・雪見障子・日本髪細面の姉妹...。これほど深々と日本的風景を端麗に描いた作品があっただろうか。完璧な構図の連続は日本映画の神髄。重要文化財的名作。


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8月20日(土) - 26日(金)
(1937年 / 64分 / 16mm)

監督∥清水 宏 脚本∥鯨屋当兵衛 / 荒田正男  撮影∥猪飼助太郎 音楽∥伊藤宣ニ / 島田 康
出演∥佐野周二 / 日守新一 / 近衛敏明 / 笠 置衆 / 坪内美子 / 水戸光子 / 爆弾小僧 / 突貫小僧

天才・清水宏の現存する映画の中で最も清水映画らしい「旅」の映画。大学の陸上部で花形選手の座を競うふたりが、軍事教練で一泊二日の行軍に出発する。風・山・川・村・子ども・僧侶・女子学生・物売り...。すれ違うすべての風景が抱きしめたくなる程懐かしい。


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8月20日(土) - 26日(金)
(1951年 /  91分 / 16mm)

監督∥中村 登 脚本∥柳井隆雄 / 田中澄江 撮影∥厚田雄春 音楽∥黛 敏郎
出演∥笠 置衆 / 山田五十鈴 / 高峰秀子 / 岸 恵子(デビュー作) / 佐田啓二  

笠 置衆の一家は妻・山田五十鈴、長女・高峰秀子、次女・岸 恵子と幼な子二人の貧しいけれども明るい六人家族。ある日、家族で楽しみにしていた父親の勤続の賞金がスラれて...。この何気ない家庭の風景の中に『お金やモノよりも大切な何か』が確実にあります。


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8月27日(土) - 9月2日(金)
(1958年  / 93分)

監督・脚本∥野村芳太郎 脚本∥山田洋次 撮影∥井上晴次 美術∥逆井清一郎 音楽∥木下忠司
出演∥岡田茉莉子 / 佐田啓二 / 高橋貞ニ / 桑野みゆき / 桂小金治 

平凡な銀行員・佐田啓二はテレビの懸賞番組で当選、思わぬ賞金が入ったので、福島県飯坂温泉・松島の遊覧船・十和田湖・八戸・弘前と。東北・北海道地方の名所旧跡を巡りながらの花嫁探して珍道中...。今はなき風景の数々といい、オモシロサ爆発の大傑作。


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8月27日(土) - 9月2日(金)
(1968・昭和43年 / 松竹 / 94分)

監督∥瀬川昌治 脚本∥船橋和郎 撮影∥高羽哲夫 美術∥梅田千代夫 音楽∥木下忠司
出演∥フランキー堺 / 新珠三千代 / 倍賞千恵子 / 伴淳三郎 

「喜劇 旅行シリーズ」第1作。大阪天王寺駅を発った列車「きのくに2号」は、南紀白浜に旅する新婚組で超満員。専務車掌のフランキー堺は、当てられっぱなしで検札に廻っていた...。国鉄が協力、写された列車のシーンは全て本物で、鉄道ファンにはたまらない。


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 9月3日(土) - 9日(金)
(1961・昭和36年 / 東宝 / 86分)

監督∥川島雄三 原作∥獅子文六 脚本∥笠原良三 撮影∥遠藤精一 美術∥小川一男 音楽∥真鍋理一郎
出演∥フランキー堺 / 団 令子 / 白川由美 / 中島そのみ / 小沢栄太郎 

昭和33年に登場した、東京・大阪間「特急 こだま・151系」の列車の中を舞台にした喜劇。東京・大阪間が6時間半かかっていた時代の物語。食堂車のコックをするフランキー堺は、食堂車ガールの団 令子と恋愛中。ふたりで夢の弁当屋を開く決心はつくのか...。


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9月3日(土) - 9日(金)
(1957・昭和32年 / 松竹京都 / 77分)

監督∥大曽根辰保 脚本∥吉田一郎 / 淀橋太郎 撮影∥石本秀雄 音楽∥万城目正
出演∥高田浩吉 / 伴淳三郎 / 高峰三枝子 / 日守新一 / 花菱アチャコ / 広沢虎造 / トニー谷

高田幸吉と伴淳の弥次喜多コンビが、お江戸日本橋を振り出しに、テクテク歩いて旅をする抱腹絶倒の道中合戦。唄あり笑いあり涙あり、当時の演芸・歌謡・相撲界の人気者総出演の、ミュージカル調のハチャメチャ時代劇コメディ。人気ラジオ放送番組の映画化。


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 9月10日(土) - 16日(金)
(1957・昭和32年 / 松竹大船 / 103分)

監督∥中村 登 原作∥井伏鱒二 脚本∥椎名利夫 撮影∥生方敏夫 美術∥熊谷正夫 音楽∥黛 敏郎
出演∥佐田啓二 / 岡田茉莉子 / 花菱アチャコ / 伊藤雄之助 / トニー谷

家賃の取り立て役になった男と、慰謝料の請求を思いついた女。そんな二人が、中国・四国地方のローカル線を乗り継いで集金旅行の旅に出る。井伏鱒二の同名小説を、佐田啓二と岡田茉莉子の絶妙なコンビで映画化した傑作喜劇。観光をカラー・ワイドで見せた初作品。


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9月10日(土) - 16日(金)
(1937・昭和12年 / 松竹 / 66分)

監督・脚本∥島津保次郎 撮影∥杉本正次郎 
出演∥上原 謙 / 佐野周二 / 佐分利信 / 高峰三枝子 / 三宅邦子  

松竹の看板三人衆、美男で上品な上原 謙・誠実で洒脱な佐野周二・豪快で無骨な佐分利信。新入社員の三人が揃って社長令嬢に恋をした...。何気ない日常の会話や風景が、お洒落で・モダンで・快活で、若いひと達に「日本が一番よかったころ」を観て欲しい。


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9月17日(土) - 23日(金)
(1957・昭和32年 / 松竹大船 / 151分)

監督・原作・脚本∥木下恵介 撮影∥楠田浩之 美術∥梅田千代夫 音楽∥木下忠司
出演∥高峰秀子 / 佐田啓二 / 中村賀津雄 / 桂木洋子 / 田村高廣 / 夏川静江 / 坂本 武

上海事変が勃発した昭和7年、新婚早々の夫婦が観音崎の燈台に赴任してきた...。北は北海道・納沙布岬から、南は五島列島・女島まで全国15カ所の日本縦断ロケを敢行したロードムービー。時代に翻弄されながらも気高く生きる、燈台守夫婦の25年にわたる年代記。


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9月17日(土) - 23日(金)
(1955・昭和30年 / 松竹大船 / 99分)

監督・脚本∥木下恵介 脚本∥松山善三 撮影∥楠田浩之 音楽∥木下忠司
出演∥高峰秀子 / 佐田啓二 / 高橋貞二 / 田村高廣 / 中川弘子 / 岡田和子 / 市川春代

休暇で飛騨高山に帰郷した圭三は、幼なじみで未亡人の寺田に再会。二人の間に若き日の思い出が甦るが、死んだ夫と共に生きた高山の風景を捨てる決心がつかない寺田は...。揺れ動く女心を高峰秀子が見事に演じ切る、木下恵介の秀作。主演機関車は高山本線のC58。


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9月24日(土) - 30日(金)
(1951・昭和26年 / 松竹大船 / 86分)

監督・脚本∥木下恵介 撮影∥楠田浩之 美術∥小島基司
出演∥高峰秀子 / 佐野周二 / 笠 置衆 / 小林トシ子 / 井川邦子 / 坂本 武 / 佐田啓二

浅間山麓の牧場の娘きんは、東京でストリッパー"リリィ・カルメン"として成功し、故郷に錦を飾るつもりで、仲間のマヤを連れて戻ってきたので、村は大騒ぎ...。日本初の総天然色映画、また廃線になった草軽鉄道の独特な車両の魅力を記録した点でも記念碑的作品。


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9月24日(土) - 30日(金)
(1954・昭和29年 / 松竹大船 / 155分)

監督・脚本∥木下恵介 原作∥壺井 栄 撮影∥楠田浩之 音楽∥木下忠司
出演∥高峰秀子 / 月丘夢路 / 小林トシ子 / 井川邦子 / 田村高廣 / 笠 置衆 / 浦辺粂子

おなご先生・大石久子が颯爽と自転車で小豆島の分教場に赴任した昭和3年から18年間の、12人の生徒たちが戦争や家族制度、貧困などに踏みにじられていく様子を、変らぬ小豆島の美しい風景の中に対照的に映し出した傑作。再映のリクエストが最も多かった作品。


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9月17日(土) - 30日(金)
(1984年 / 仏-西独 / 146分)   
カンヌ国際映画祭グランプリ・国際批評家賞

監督∥ヴィム・ヴェンダース 脚本∥サム・シェパード 撮影∥ロビー・ミュラー 音楽∥ライ・クーダー
出演∥ハリー・ディーン・スタントン / ナスターシャ・キンスキー / ハンター・カースン 

テキサス砂漠に実在するといわれる街 "パリ" を探して放浪の旅に出たトラビス。疲労困憊のあげく、飢えと渇きでとあるガソリンスタンドに倒れ込む。原風景的荒野を貫く一本のハイウェイ、母-妻を探して彷徨する親子 ...。ロード・ムービーの金字塔的名作。


風の映画祭;特集上映 Ⅱ 『サイクルロードレースの世界』

風のまちの映画祭;特集上映 01『サイクルロードレースの世界』

風の映画祭;特集上映 Ⅱ『サイクルロードレースの世界』

2011.8.27[sat]-9.16[fri]

目指す先は世界最高峰の自転車レース、ツール・ド・フランス

7月に開催され、約3週間の日程でその名の通りフランス一周約3,500kmもの距離を駆け抜ける世界最高峰の自転車レース、ツール・ド・フランス。
特集上映「サイクルロードレースの世界」では、ツール・ド・フランス出場へと到るプロサイクリングチームの舞台裏、選手の日常へとフォーカスしたドキュメンタリー6作品を一挙公開。またレースでは決して見せることのない選手たちの素顔や苦悩など、様々な側面からサイクルロードレースという競技の世界を描写する。
選手やチームスタッフの情熱と苦しみ、そしてその先にある栄光は何であろうか・・・。
併せて、"地獄のレース" パリ~ルーベの、傑作ドキュメンタリーも同時上映。



ブラッド・スウェット&ギアーズ

(2009年 / アメリカ / 93分)
製作・監督:ニック・デイヴィス
出演:デーヴィッド・ミラー、マイク・フリードマン、クリスティアン・ヴァンデヴェルデ、マニュス・バクステッド 他

2007年冬、アメリカ合衆国コロラド州ボルダー。小さく無名なプロサイクリングチームが、大きな夢に向けて一歩を踏み出そうとしていた。度重なるドーピング事件により、サイクルロードレースが失いつつあった信頼を取り戻すために、厳しいドーピング防止対策を採用したクリーンな体制でロードレースの最高峰ツール・ド・フランスに挑戦するチーム、スリップストリームに密着。ツール・ド・フランスの最終ゴール、パリ・シャンゼリゼに到達するまでをキャメラは追い続け、等身大の選手たちにまっすぐな目を向ける。勝利の喜びの傍らで、数多くの夢が破れていく。日々乗り越えなくてはならない不安や落胆、家族との確執・・・。過酷なスポーツの美しさと、最終幕の静かな達成感が心に迫る。



ビヨンド・ザ・プロトン2009


(2009年 / カナダ / 167分)
監督:ジョー・フィンクルマン
出演:サーヴェロ・テストチーム(カルロス・サストレ、トル・フースホフト、ハインリッヒ・ハウッスラー 他)

サイクルロードレースの頂点を極めてきたカナダのバイクフレームメーカー、サーヴェロによって2009年に誕生したチームを追うドキュメンタリー。2008年末のチーム始動から歴史ある春のクラシックレース、チーム初のグランツール挑戦となったジロ・デ・イタリア、そしてプロサイクリスト究極の夢であるツール・ド・フランスまで、未知のチャレンジに臨む新生チームの姿を克明に記録する。
前年のツール・ド・フランス覇者カルロス・サストレの2連覇は? 名スプリンター、トル・フースホフトはライバルとのデッドヒートを制し、スプリント王者の証"マイヨ・ヴェール"に袖を通すことができるのか? 選手一人ひとりの実際の声と言葉で紡がれるストーリーは、不思議なリアリティーで見る者を惹きこみ、物語のクライマックスであるパリ・シャンゼリゼに辿り着くまで、決して息をつかせない。



ビヨンド・ザ・プロトン2010

(2010年 / カナダ / 83分)
監督:ジョー・フィンクルマン
出演:サーヴェロ・テストチーム(カルロス・サストレ、トル・フースホフト、ハインリッヒ・ハウッスラー、テオ・ボス 他)

ツール・ド・フランスをはじめ、数々の重要なレースで活躍を見せたサーヴェロ・テストチームの1年目はあっという間に過ぎ去った。そして 2010年、キャメラは「おとぎ話のその先」を映し出す。故障による主力選手たちの不在は、普段スポットライトが当たらない様々なストーリーを導き出しつつ、チームは再び、グランツールの頂点ツール・ド・フランスへ。
フラストレーションを隠せないカルロス・サストレ。鎖骨を骨折し、思うようなスプリントができないトル・フースホフト・・・。素直な言葉でレースの落胆を伝え、ひたむきにただ前を目指す選手たちの姿は、勝利だけがロードレースの魅力ではないことを教えてくれる。革新的なアイデアを持ち、新しいプロサイクリングチームの形を追い求めた、サーヴェロ・テストチーム最後のシーズンを収めた貴重な記録。



チェイシング・レジェンド

(2010年 / アメリカ / 95分)
監督:ジェイソン・ベリー
出演:チームHTC・コロンビア(マーク・カヴェンディッシュ、ジョージ・ヒンカピー、ベルンハルト・アイゼル、マーク・レンショー ほか)、エディ・メルクス、イェンス・フォイクト、フィル・リゲット

『チェイシング・レジェンド』は、2008シーズン、2009シーズンと年間最多勝利を達成したプロサイクリングチーム、"チーム コロンビア・HTC"の内面に迫り、これまで誰も目にしたことがないチームの姿を描き出す。

2009年ツール・ド・フランスにおけるチーム コロンビア・HTCのチームワークを中心に描写したこの映画は、プロロードレースで使用される自転車や中継車両、ヘリコプター、チームカーに搭載された高解析キャメラからの息を呑むようなショットを中心に構成されている。そこに映し出されるヨーロッパの田園地帯の風景や過去のレース映像は、これまで体験したことがないようなロードレースの旅へと見る者を誘うだろう――。




ツアー・オペレーター / 知られざるツール・ド・フランス

(2001年 / フランス / 100分)
監督:ジャン・クリストフ・ロゼ
出演:ランス・アームストロング、デイヴィッド・ミラー 他

2000年のツール・ド・フランス、カメラはチーム「コフィディス」の栄光と敗北を、初めて内部関係者の視点で追う。「コフィディス」の期待の若手デイヴィッド・ミラーがプロローグで、伝説のレーサー、ランス・アームストロング(USポスタル)を破りトップタイムをたたき出す。しかし中盤、癌から復帰後の2連覇をかけたランス・アームストロングが遂にその圧倒的な強さを見せつける!
ツール開催中の選手の葛藤や苦悩、表では決して吐かない弱音、そして仲間同士のリラックスした会話など、そこにはレース観戦では知ることのできない多くのドラマがある。なぜツール・ド・フランスはこんなにも人々を惹き付け、熱狂させるのか。なぜ選手は肉体の限界まで挑戦し、報われないかもしれないゴールを夢見るのか。フランスの広大な自然の中、選手と彼らを支える仲間たちの真実を追う。



マイヨ・ジョーヌへの挑戦 ツール・ド・フランス100周年記念大会

(2004年 / ドイツ / 123分)
監督:ペペ・ダンカート/ヴェルナー・シュヴァイツァー  
出演:ランス・アームストロング、ヤン・ウルリッヒ、エリック・ツァベル 他

記念すべき100周年記念大会に完全密着!
ドイツのチーム「チーム・テレコム(現T-モバイル)」の視点から、開催100周年を迎えた2003年のツール・ド・フランスを描いたドキュメンタリー。ツールがどの様に発展して行ったかを過去の映像を交えて紹介しつつ、「プリズナー・オブ・ストリート(道の囚人)」と呼ばれるプロのサイクリスト達の挑戦、苦悩する姿を描き出す。自分との闘い、そして大自然との虚しいとも思える闘いに挑む選手達の姿は、フランスの美しい景色とともに観る者の胸を打つ。



ロード・トゥ・ルーベ

(2008年 / アメリカ / 71分)
監督:デヴィッド・ディール、デイブ・クーパー
出演:ランス・アームストロング、トム・ボーネン、スチュアート・オグレディ、イヴァン・バッソ

毎年4月の第2日曜日に行われ100年以上の歴史を持つその 1day レースは、「北の助獄」あるいは「地獄の日曜日」と呼ばれる ...。

2007年のこのレースでの完走者は、出走192名のうちの96名。地獄と呼ばれる所以は、パリ~ルーベ間260キロ中に28カ所総延長52.7キロに及ぶ未舗装の石畳(パヴェ)を走破しなければならないことにある。本作はその"パリ~ルーベ"に参戦する名だたる選手イヴァン・バッソ、ジョージ・ヒンカピー、リーヴァイ・ライプハイマーをはじめ、ディレクター、メカニック、ツール・ド・フランス常連選手等のインタビューも加え、レースの魅力を余す所なく描き切る。




風の映画祭 スケジュール



期間・入場料

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「核と原発を考える」シリーズ

緊急上映・核と原発を考える

二重被爆

8月13日(土)-8月26日(金)

― 初めて明かされる二重被爆の真実 ―

1945年8月6日広島、8月9日長崎。
わずか75時間、直線距離にして300キロしか離れていない2つの都市に投下された原子爆弾。
無辜の市民が合わせて20万人余が一瞬のうちに亡くなり、今も原爆症に悩む人々が30万人もいる現実。記録映画「二重被爆」(2006年3月完成)から5年。
広島と長崎の両市で被爆した「二重被爆者」だった山口彊(つとむ)さんを追い続けた軌跡が映画となった。
「二重被爆~語り部 山口彊の遺言」は、被爆後60年余り歴史に埋もれていた「二重被爆」の実態が明らかになり、日本国内、海外への反核の思い伝え続けてきた山口彊さん。
93歳で命を召されるまで、その遺言の意味を描いた。



ひろしま

8月6日(土)-8月12日(金)

(1953年 / 独立プロ名画保存会 / 104分)

監督∥関川秀雄 脚色∥八木保太郎 撮影∥中尾駿一郎 / 浦島 進 
出演∥岡田英次 / 月丘夢路 / 加藤 嘉 / 山田五十鈴 / 三島雅夫 / 神田 隆 / 原 保美 / 松山英太郎

「唯一の被爆国だというのに、私たちは何故、核の恐ろしさをもっと大きな声で訴えてこなかったのでしょう ・。原発も核開発です。」ヒバクした少年少女の手記を集めた文集「原爆の子~広島の少年少女のうったえ」を原作に、ヒバクシャも多く含む広島市民ら約9万人が参加して制作された歴史的名作。1945年8月6日朝の原爆投下から映画は始まる。
7年後、広島のある高校で、女子生徒が白血病で倒れる。そして女子生徒は原爆がもたらした恐怖や不幸の記憶を辿っていく・・・。

7月プログラム

女優。原節子



『白 痴』

716()-22()

1951/ 松竹大船 / 166分)

監督脚本黒澤明 原作ドストエフスキー
脚本
久坂栄二郎 撮影生方敏夫 音楽早坂文雄
出演
原 節子
/ 三船敏郎 / 森雅之 / 久我美子 / 志村喬 / 東山千栄子 / 柳永二郎

黒澤明が長年の夢だったドストエフスキーの名作を、舞台をロシアから北海道に移して映画化。亀田(森雅之)と赤間(三船敏郎)は、北海道に帰る青函連絡船の中で初めて出会った。亀田は沖縄で戦犯として処刑寸前に人違いと判り釈放されたが、その後遺症で癇癪性の白痴になっていた。原節子の魅力を掘り下げ、長所を最大限に美しく描き出していると、彼女のベストとする人たちも多い。


 

 

『麦 秋』

723()‐29()

1951/ 松竹大船 / 125分)

監督小津安二郎 脚本野田高梧 撮影厚田雄春
音楽伊藤宣二
出演原節子 / 笠置衆 / 淡島千景 / 三宅邦子 / 東山千栄子 / 杉村春子 / 二本柳寛

小津作品の、「晩春」「東京物語」とともに、原節子が「紀子」とい名で演じた「紀子三部作」の一本。北鎌倉を舞台に、婚期を逃しかけている28才の娘・紀子(原節子)をめぐって、心配する兄夫婦や両親らの、どこにでもある日常。やがて娘は兄妹のように慕っていた子持ちの男と結婚することを決意する。小津ファンの中には、これを彼の最高作とする声も多い。


 

『女であること』

730()‐85()

1958/ 東宝 / 100分)

監督・脚本川島雄三 原作川端康成
脚本田中澄江
/ 井手俊郎 撮影飯村正 音楽黛 敏郎
出演原節子 / 森雅之 / 久我美子 / 香川京子 / 三橋達也 / 石浜朗 / 太刀川洋一

 朝日新聞に連載されていた川端康成の原作を、「幕末太陽伝」の川島雄三が映画化。弁護士の佐山(森雅之)と妻・市子(原節子)は結婚して10年、まだ子供がいないが、死刑囚の娘(香川京子)を引き取って面倒を見ている。ある日、旧友の娘(久我美子)が市子を頼って家出をしてきたことから、波紋が広がっていく。相手がお楽しみの原節子の珍しいキスシーンが見もの。






アンドレイ・タルコフスキー

連続特集
02



『サクリファイス』OFFRET / SACRIFICATIO

78()

1986/ 仏・スウェーデン /149分) 

監督・脚本アンドレイ・タルコフスキー 撮影スベン・ニクビスト 音楽JS・バッハ『マタイ受難曲』よりアリア「憐れみ給え、わが神よ」他
出演エルランド・ヨセフソン / スーザン・フリートウッド / アラン・エドバル / ブドルン・ギスラドッティル

【カンヌ映画祭審査員特別グランプリ・国際批評家賞・エキュメニック賞・芸術特別貢献賞】

 《生命の樹を植える日に、テレビでは首相が「核が取り返しのつかぬ事態を起こした」と伝え、消えた。》

現代の切実な不安となった核の恐怖を、魂の根源から迫って夢幻の美しさとして描ききる傑作。タルコフスキーは撮影中に末期の肺癌を宣告され、公開された直後54才という若さで死去した。あの「チェルノブイリ原発事故」は同じ年の426日だった。


 

 

『僕の村は戦場だった』

79()‐22()

1962/ スフィルム /94分)

監督アンドレイ・タルコフスキー
原作・脚本ウラジミール・ポゴモーロフ 撮影ワジーム・ユーソフ
音楽ヴァチェスラフ・オフチンニコフ
出演ニコライ・ブルリャーエフ
/ ワレンチン・ズブコフ / Ye・ジャリコフ / V・マリャービナ / イリーナ・タルコフスカヤ

1962 ヴェネチア国際映画祭グランプリ / サンフランシスコ国際映画祭監督賞】

 1959年発表のベストセラー小説、ウラジミール・ボゴモーロフの短編「イワン」の映画化で、当時30才のタルコフスキーの処女作。独ソ戦によって両親を失った12才の少年イワンが、憎しみに身を焦がしながら、かたくなに偵察行動に参加し、その幼い命を落としていく物語。それまでにない構成の瑞々しさが、世界各地で大きな感動と共感を巻き起こした。




 

 

ソヴィエト映画特撰


 

『誓いの休暇』

79()‐22()

1959/ ソ連映画 /95分)

監督・脚本グリゴーリー・チュフライ
脚本ワレンチン・エジョフ
撮影ウラジーミル・ニコラーエフ / エラ・サベリエワ 音楽M・ジフ
出演ウラジーミル・イワショフ / ジャンナ・プロポレンコ / アントニーナ・マクシーモア / ニコライ・クチュリコフ

1960 カンヌ国際映画祭優秀賞】

 ひとりの兵士の帰郷を軸に、戦争の悲惨さをうたい上げた G・チュフライの映画史上の不朽の名作。17才の通信兵・アリョーシャは、偶然二台の戦車を炎上させたことで英雄となり、6日間の休暇を与えられる。そして、故郷へ帰る列車の中で彼は様々な人に出会う ...。少年兵が遭遇する人々とのひとつひとつのエピソードが、観るものすべての胸をさす。


 

『炎 628

1985/ モスフィルム /143分)

79()‐22()

監督・脚本エレム・クリモフ
原作・脚本アレシ・アダモーヴィッチ
 
撮影アレクセイ・ロジオーノフ
音楽オレーグ・ヤンチェンコ
出演アリョーシャ・クラフチェンコ / オリガ・ミローノワ / リュボミラス・ラウツァヴィチェフ / ウラダス・バグドナス

1985 モスクワ国際映画祭金賞

 第二次大戦中、ナチスの手によって住民ともども焼き払われた村は、白ロシア全体で628にも及んだという。厳粛な事実を追いながら、鮮烈かつ冷徹な映像で、ファシストの非人間性や過酷な運命に翻弄される少年の内面を描いたクリモフの代表作。集団虐殺のシーンは白ロシアの村人たちが多数参加し、記憶を辿りながら当時を再現した。

《支配人のトラウマ映画 NO.1






しあわせを考える ロードショー


『幸せの経済学』

723()‐85()

2010/ イタリア / 68分) 

監督ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ / スティーブン・ゴーリック / ジョン・ページ 出演ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ / ヴァンダナ・ジヴァ / 辻信一 他

あなたは、「豊かさ」を、どのようなものさしで測りますか ?

お金を持っていること? 便利で、快適な暮らしをおくること?

『暮らしをしあわせにシフト』する答えがここに !!
「ラダック懐かしい未来」の著者であり、ローカリゼーションのパイオニア、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジの最新ドキュメンタリー。「グローバルからローカルへ」をテーマに、世界中の環境活動家たちがこれからの「豊かさ」について、また、消費社会を見直し地域に目を向けながら、その土地にある資源や文化を再認識し、人や自然とのつながりを取り戻す「コミュニティの再生」を訴えていきます。


 

『レイチェル・カーソンの感性の森』

2008/ アメリカ / 55分) 

監督クリストファー・マンガー 脚本カイウラニ・リー
撮影ハスケル・ウェクスラー 編集タマラ・M・マロニー
出演カイウラニ・リー (レイチェル・カーソン)

  「知る」ことは 「感じる」ことの半分も重要ではないのです。  

                 ― レイチェル・カーソン
「1964
年に56歳で世を去った、『沈黙の春』の作者レイチェル・カーソンの物語。没後出版された、自然と共存するための知恵と信念にあふれたベストセラー『センス・オブ・ワンダー』の映画化。彼女が私たちに、最後に伝えたかったことは "神秘さや不思議さに目をみはる感性"の大切さ。小鳥たちのコーラス、木の芽の感触、海辺のにおい、夜空にまたたく星を感じながら暮らすヒントがここに。




ルイ・マル傑作選


『ルシアンの青春』 

78()

(1973/ 仏・伊・西独 / 140)

監督・脚本ルイ・マル 撮影トニーノ・デリ・コリ
音楽ジャンゴ・ラインハルト
出演ピエール・ブレーズ / オーロール・クレマン / テレーズ・ギース

第二次世界大戦末期、南フランスの小さな町を舞台にした青春映画の名作。病院の雑役夫 17才のルシアンは、無知故に図らずともゲシュタポの手先になってしまう。そんな彼がユダヤ人の娘フランソワに恋をしたことから、スペインを目指しての逃避行が始まる。平凡な若者の人生を狂わせる戦争の悲劇。一般の公募からルシアンになったブーレーズの演技がみずみずしい。




『さよなら子供たち』 

625()‐78()

1987/ 仏・西独 / 106分)ベネチア映画祭金獅子賞受賞

製作・監督・脚本ルイ・マル 撮影レナード・ベルタ
音楽サン・サーンス
出演ガスパール・マネッス / ラファエル・フェジト / フランシーヌ・ラセット

1944年ナチス占領下のフランス。パリから寄宿学校に疎開している12才のジュリアンは、ユダヤ人であることを隠し、学校に匿われている転校生のボネと仲良くなる。そんなある日、学校の料理番の密告で、ゲシュタポが突然やってくる。ふたりの少年の友情と別離を淡々と描いた感動作。アメリカに制作の現場を移していたマルが、再びフランスに戻って撮った自伝的作品。




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