3月プログラム
2011.02.21
Ed Wood COLLECTION
映画史上最低の映画監督
エド・ウッド・コレクション

すべての駄作・凡作・失敗作の頂点 !! この映画を観たすべての人が、
その時代を越えた極限の最低ぶりと、ここまでヒドい映画を作れる人間を、
尊敬と哀愁を感じながら、愛を込めて「映画史上最低の映画監督」と呼んだ。
その監督の名は、エドワード・D・ウッド・Jr. 。またの名を、エド・ウッド。
★≪ゴールデン・ターキー・アワード≫最低映画監督賞・
映画史上最低の映画グランプリ受賞★
プラン9・フロム・
アウタースペース PLAN 9 FROM OUTER SPACE
3月26日[土] - 4月8日[金]
1956年・78分 / アメリカ

しょうもないストーリー、バカバカしすぎるセリフまわし、素人以下のトンデモな演技、学生映画にも劣る思いつき特撮 ...。宇宙人が死者を蘇らせて9回目の地球制服を企むというSFにして、すべての面で《映画史上最低の映画》として有名な、最低映画の金字塔。火を付けた紙製円盤、カーテンの前に置かれただけの段ボール製コックピット ...。逆に「今度は何が !」と、期待で目を離すことができません!!
グレンとグレンダ GLEN OR GLENDA
3月26日[土] - 4月8日[金]
1953年・67分 / アメリカ
実在の性転換者の映画化を依頼されながら、エド・ウッド自ら、ダニエル・デイヴィスの名義で主演も兼ねた、女装趣味の男の苦悩を描いた記念すべき処女作。精霊役のベラ・ルゴシは、「魔人ドラキュラ」で知られるユニバーサルの元大スター、しかしこの頃はすっかりと落ちぶれたヘロヘロなジャンキー。恋人役ドロレス・フラーの、世にも最低な演技を見よ!! デビッド・リンチ最愛のエド映画。
怪物の花嫁 BRIDE OF THE MONSTER
3月26日[土] - 4月8日[金]
1955年・69分 / アメリカ
ベラ・ルゴシ扮する、放射能によって人間を超人化しようと企むマッド・サイエンティスト・ヴォーノフ博士が、アンゴラ・フェチの巨漢の助手・ロボと共に超人化に挑むホラー映画。しかし怪物を作る予算もないので、巨大ワニも、巨大タコも全て本物、それもありもののフィルムから借りただけ。クライマックスのベラ・ルゴシとぬいぐるみのタコとの大格闘には誰もが涙を流さない訳がない。
女優。高峰秀子 01
監督・山本嘉次郎と女優・高峰秀子
高峰秀子 1924.03.27 - 2010.12.28
大正13年 函館市出身。昨年 12月28日 肺がんにより死去、享年86歳。1929年映画『母』の子役デビュー以降、戦前・戦後を通じて、第一線で人気を保ち続けた稀有の名女優。1979年に引退後はエッセイストなどの活動をしていた。通称・デコちゃん。急逝の報を受けて急遽、長期に渡る連続特集を開始。彼女のあまりにも大きな女優としての業績を辿ります。
綴り方教室
3月12日[土] - 3月25日[金]
1938年 / 86分 / 東宝東京
原作は、東京の下町に暮らすブリキ職人一家の生活を綴った豊田正子の作文集。山本嘉次郎の演出は、ネオ・レアリスモの先取りを思わせる程、貧しい庶民の日常生活をきめ細かく映しとっている。子役・高峰秀子の、つんつるてんの着物、失業をしかけている父が自転車を盗まれたと聞いた時の顔、長屋の共同井戸の水を飲んで「ああ、おいしかった」という笑顔 ...。どれもこれもが忘れられない名シーンばかりだ。
馬
3月12日[土] ― 3月25日[金]
1941年 / 127分 / 東宝・映画科学研究所
高峰秀子の少女スター時代の代表作。いねは、東北の片田舎に生きる貧しい農家の娘。新しく生まれた子馬をひたむきな愛情で育てあげ、立派な軍馬として世に送り出して行くまでの物語。撮影は一年がかりの長期ロケで行われ、四季それぞれを別のカメラマンが担当。最後に、家のために遠く紡績工場に働きに行く事になった高峰秀子が、他の少女と共に村を去る時に流れる唱歌「故郷」が涙を誘う。
ぐんまドキュメンタリー映画祭 2011
《プレ映画祭》 監督 想田和弘特集
精 神
3月12日[土] - 3月25日[金]
2008年 / 135分 / アメリカ・日本
〈「こころの病」と向き合う人々がおりなす悲喜こもごもを、モザイク一切なしで鮮烈に描いた、日本初のドキュメンタリー〉誰もが「生きにくさ」を感じてしまう現代日本。映画『精神』は、精神科にカメラを入れて、その世界をつぶさに観察。「正気」と「狂気」の境界線を問い直し、現代人の心のありように迫り、同時に心に負った深い傷はどうしたら癒されるのか、正面から問いかけようとしている。
選 挙
3月26日[土] - 4月8日[金]
2007年 / 120分 / アメリカ・日本
![senkyo.m[1].jpg](http://www1.cinemamaebashi.jp/news/upload/senkyo.m%5B1%5D.jpg)
© Laboratory X, Inc..
〈ニッポンの民主主義を大解剖。選挙運動の裏まで見せた 前代未聞のドキュメンタリー〉 のんびり切手コイン商を営む山内和彦(40才)が、突然、自民党公認で地縁・血縁の全くない川崎市宮前区で選挙に立候補。しかし、彼は「日本の政治」について、まだ何も知らなかったのだ...。新人候補の選挙の舞台裏を捉えた想田和弘のカメラは、ユーモアと鋭い洞察によってニッポン人の無意識までを描き切る。
東宝 特撮王国 001
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1954年『ゴジラ』によって純粋な特撮映画の歴史は始まりました。その後も次々と傑作を世に送り出した東宝特撮映画は、卓越した空想力と創造性が散りばめられたものでした。昭和30・40年代の傑作群を中心に、SF・ファンタジー大作、怪獣シリーズ、変身物、一大スペクタクル巨編など、東宝特撮映画の代表作を少しづつ紹介していきます。
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フランケンシュタイン 対
地底怪獣〈バラゴン〉
3月26[土] - 4月8日[金]
1965年 / 90分 / 東宝

第二次世界大戦末期、同盟国ドイツから秘密裡にフランケンシュタインの心臓が広島に運び込まれた。目的は不死身の兵士。しかしそれは原爆投下によって行方不明になっていた。それから15年後、驚異的なスピードで成長する少年が保護された ...。「戦争と核と進み過ぎたテクノロジーへの警鐘」という、初代ゴジラの恐怖と哀しみを受け継いだ名作中の名作。東宝特撮作品中断然NO.1と推す人も多い。
追悼。名優 小林桂樹
【2月12日(土) - 3月11日(金)】
小林 桂樹
1923.11.23 - 2010.09.16
父親が警察官の家庭に生まれ、前橋市立桃井小・旧制前橋中学を卒業した、
俳優小林桂樹さんが、2010年9月16日に亡くなりました。
享年86歳。温かみのある誠実で真面目な人柄。
その芸達者な自然体の演技で、私たちを魅了し、サラリーマンや
庶民の哀歓を巧みに演じ、日本映画を代表するスターのひとりでした。
郷土が生んだ稀代の俳優小林桂樹さんを悼み、
群馬にゆかりの深い主演作「ここに泉あり」をはじめ、
コメディからシリアスな作品まで代表作を上映致します。
◆黒い画集 あるサラリーマンの証言
2月26日[土] - 3月4日[金]

松本清張の連載小説「黒い画集」の一篇「証言」を、橋本忍脚色・堀川弘通監督で映画化した社会派推理映画の傑作。石野・小林桂樹は幸福な家庭生活を持ちながら、同じ課の事務員千恵子と情事を重ねていた。その帰り道、知人の杉山とすれ違い挨拶を交わす。数日後杉山は、殺人事件の容疑者となり、そのアリバイ立証のために石野に証言を求めるが ...。
◆名もなく貧しく美しく
2月26日[土] - 3月4日[金]
木下恵介門下で数々の名作を手がけた脚本家・松山善三が自身のオリジナル脚本で初監督したヒューマン・ドラマの名作。戦争末期から終戦後までの困難な時代を生き抜いた、ろうあ者夫婦の姿を感動的に描き切った。何よりも昨年の12月28日に急逝した、高峰秀子の迫真の演技が素晴らしい。夫婦の会話は手話で語られ、内容は字幕スーパーで表現された。
◆ここに泉あり
3月5日[土] - 3月11日[金]

群馬交響楽団創世記の実話をもとにした名作。人心のすさみきった終戦直後、高崎市に生れた市民フィルハーモニーは、働く人や小学生に美しい音楽を与えようとしたがマネージャー井田・小林桂樹の努力にも拘らず、楽団員の生活も成りたたない有様だった...。「浮雲」の脚本家 水木洋子が小林桂樹を主役にイメージして書いたもので、彼の俳優生活にも大きな節目となった作品。



















