6月プログラム
2011.05.18
鎌仲ひとみ 監督特集「原発を考える」
緊急上映
『ヒバクシャ 世界の終わりに』
(2003年 / 116分 / 制作;グループ現代)
プロデューサー∥小泉修吉 / 川井田博幸 監督∥鎌仲ひとみ 撮影∥岩田まき子 / 家塚信 音声∥河崎宏一 編集∥鎌仲ひとみ / 松田美子 音楽∥クリストフ・ヒーマン
『六ヶ所村ラプソディー』
(2006年 / 119分 / 制作;グループ現代)
プロデューサー∥小泉修吉監督∥鎌仲ひとみ撮影∥大野夏郎 / 松井孝行
フランク・ベターツビィ 編集∥松田美子 助監督∥河合樹香 音楽∥津軽三味線奏者倭(やまと)[小山内薫/永村幸治/柴田雅人] / ハリー・ウィリアムソン
『ミツバチの羽音と地球の回転』
(2010年 / 135分 / 制作;グループ現代)
監督∥鎌仲ひとみ プロデューサー∥小泉修吉 音楽∥Shing02
撮影∥岩田まきこ / 秋葉清功 / 山本健二 録音∥河崎宏一 / 服部卓爾
編集∥辻井 潔 助監督∥豊里洋 / 南田美紅 / 齋藤 愛
「死刑台のエレベーター」ニュープリント版公開記念
ルイ・マル傑作選
Louis MALLE 1930.10.30 - 1995.11.23
ヌーヴェルヴァーグの先駆者。23才の時に、クストーと共同監督した「沈黙の世界」で1956年カンヌ映画祭グランプリを受賞。R・ブレッソンの助監督を経験したあと、映画史に残る傑作「死刑台のエレベーター」で衝撃的な監督デビュー。「地下鉄のザジ」「世にも怪奇な物語」「好奇心」「プリティ・ベビー」「五月のミル」などの数々の傑作を遺したフランス映画界の巨匠。
『死刑台のエレベーター』ニュープリント版
ASCENSEUR POUR L'ECHAFAUD
監督・脚本∥ルイ・マル 撮影∥アンリ・ドカエ 音楽∥マイルス・デイビス 出演∥ジャンヌ・モロー / モーリス・ロネ / リノ・バンチュラ / ジョルジュ・ブージュリー
《撮影時、25才の若さだったルイ・マル監督と "モダンジャズの帝王" マイルス・デイビス。奇跡のコラボレーション !! サスペンス映画の金字塔が、スクリーンに甦ります !!》社長夫人と不倫関係にあるジュリアンは、邪魔者の社長を殺す完全犯罪を企てる。だが犯行直後、乗ったエレベーターが止まってしまう。アンリ・ドカエの手持ちカメラの映像とマイルスの即興演奏が素晴らしい。
『鬼火』
LE FEU FOLLET
監督∥ルイ・マル 原作∥ドリュ・ラ・ロシェル 撮影∥ギラン・クロケ 音楽∥エリック・サティ 出演∥モーリス・ロネ / アレクサンドラ・スチュアルト / ジャンヌ・モロー
アルコール依存症のアラン(モーリス・ロネ)は、かつては社交界の花形であったが、今では療養所でひとり死に取り憑かれている。その彼が人生の最後をしめくくるために、パリの旧友を訪れる。自殺を決意した男の、死に至までの最後の48時間の行動を描いた厭世観あふれる傑作。その魂の彷徨に寄り添うように流れる、エリック・サティの「ジムノペディ」が、彼の心情を雄弁に語る。
【1963年ヴェネツィア国際映画祭 審査員特別賞】

『ルシアンの青春』
LACOMBE LUCIEN
監督・脚本∥ルイ・マル 撮影∥トニーノ・デリ・コリ 音楽∥ジャンゴ・ラインハルト 出演∥ピエール・ブレーズ / オーロール・クレマン / テレーズ・ギース
第二次世界大戦末期、南フランスの小さな町を舞台にした青春映画の名作。病院の雑役夫 17才のルシアンは、無知故に図らずともゲシュタポの手先になってしまう。そんな彼がユダヤ人の娘フランソワに恋をしたことから、スペインを目指しての逃避行が始まる。平凡な若者の人生を狂わせる戦争の悲劇。一般の公募からルシアンになったブーレーズの演技がみずみずしい。

『さよなら子供たち』
AU REVOIR LES ENFANTS
製作・監督・脚本∥ルイ・マル 撮影∥レナード・ベルタ 音楽∥サン・サーンス 出演∥ガスパール・マネッス / ラファエル・フェジト / フランシーヌ・ラセット
1944年ナチス占領下のフランス。パリから寄宿学校に疎開している12才のジュリアンは、ユダヤ人であることを隠し、学校に匿われている転校生のボネと仲良くなる。そんなある日、学校の料理番の密告で、ゲシュタポが突然やってくる。ふたりの少年の友情と別離を淡々と描いた感動作。アメリカに制作の現場を移していたマルが、再びフランスに戻って撮った自伝的作品。

女優。原節子
Setsuko HARA 1920年6月17日横浜市生まれ
デビュー75年。彼女は、わずか27年の女優人生を潔く、そしてあまりにも儚く、スクリーンから去ってしまいました。しかし今でも、彼女の神々しいまでの美しさと、その颯爽とした演技は、決して色褪せることがありません。日本人は何故、原節子を忘れないのでしょう ... 。その秘密を知るために、彼女の出演作品を少しずつご紹介していきます。
『美しき母』
1955年 / 東宝 / 98分
監督∥熊谷久虎 原作∥林房雄 脚本∥浄明寺花子 撮影∥山田一夫 音楽∥中田喜直 出演∥原節子 / 佐分利信 / 野口泰史 / 多々良純 / 清川玉枝 / 小杉義男 / 磯村富美恵
九州の小都市で回船問屋を営む父の富太郎は鉱山に手を出して失敗してしまう。その妻の光代(原節子)と子供の日出夫は、以前女中だった喜代の内に厄介になることに。光代は製紙工場の女工として懸命に働き、日出夫は中学合格を目指して小学校に通って夢中で勉強する。しかし、入学試験の朝、父危篤の知らせが届く。夫と別れ逞しく生きる母の姿を原節子が熱演している。
『ふんどし医者』
1960年 / 東宝 / 116分
監督∥稲垣浩 原作∥中野 実 脚本∥菊島隆三 撮影∥山田一夫 音楽∥団伊玖磨 出演∥原節子 / 森繁久弥 / 山村聰 / 夏木陽介 / 江利チエミ
東海道大井川の島田宿に、小山慶斎(森繁久弥)という貧しい人々のために働く町医者がいた。美人の妻・いく(原節子)は、勝負ごとが好きで、慶斎はたびたび着物を脱がねばならなかった。最後にはふんどし一本になっても妻と悠然と歩く姿を見て、人々は彼の事を「ふんどし医者」と呼んだ。何よりもこの映画が素晴らしいのは、人間の善良さがもたらす幸福感と出会えることである。
【特別上映】
2011年5月平和国際博物館会議 (スペインバルセロナ) 上映記念
『ひろしま』
1953年 / 独立プロ名画保存会 / 104分
監督∥関川秀雄 脚色∥八木保太郎 撮影∥中尾駿一郎 / 浦島進
出演∥岡田英次 / 月丘夢路 / 加藤嘉 / 山田五十鈴 / 三島雅夫 / 神田隆 / 原保美 / 松山英太郎
ヒバクした少年少女の手記を集めた文集「原爆の子~広島の少年少女のうったえ」を原作に、ヒバクシャも多く含む広島市民ら約9万人が参加して制作された歴史的名作。1945年8月6日朝の原爆投下から映画は始まる。7年後、広島のある高校で、女子生徒が白血病で倒れる。そして女子生徒は原爆がもたらした恐怖や不幸の記憶を辿っていく。
「唯一の被爆国だというのに、私たちは何故、核の恐ろしさをもっと大きな声で訴えてこなかったのでしょう。原発も核開発です。」
【第5回ベルリン国際映画祭長編映画賞受賞】
アンドレイ・タルコフスキー
連続特集 02
Andrei Arsenyevich Tarkovsky 1932.04.04 - 1986.12.28
タルコフスキーが未来に遺した映画の奇跡 !!
いかなる犠牲(サクリファイス)で人は救われるのか ?
『サクリファイス』 OFFRET / SACRIFICATIO
1986年 / 仏・スウェーデン /149分
監督・脚本∥アンドレイ・タルコフスキー 撮影∥スベン・ニクビスト
音楽∥J・S・バッハ『マタイ受難曲』よりアリア「憐れみ給え、わが神よ」他
出演∥エルランド・ヨセフソン / スーザン・フリートウッド / アラン・エドバル / ブドルン・ギスラドッティル
《生命の樹を植える日に、テレビでは首相が「核が取り返しのつかぬ事態を起こした」と伝え、消えた。》
現代の切実な不安となった核の恐怖を、魂の根源から迫って夢幻の美しさとして描ききる傑作。タルコフスキーは撮影中に末期の肺癌を宣告され、公開された直後54才という若さで死去した。あの「チェルノブイリ原発事故」は同じ年の4月26日だった。
【カンヌ映画祭審査員特別グランプリ・国際批評家賞・エキュメニック賞・芸術特別貢献賞】
ブリジット・バルドー生誕祭
『素直な悪女』
1956年|カラー|88分|
監督・脚本∥ロジェ・バディム 撮影∥アルマン・ティラール
音楽∥ポール・ミスラキ出演∥ブリジッド・バルドー / クルト・ユルゲンスジャン=ルイ・トランティニャン
『裸で御免なさい』
1956年|モノクロ|102分|
監督・脚本∥マルク・アレグレ 脚本∥ロジェ・パディム 撮影∥ルイ・パージュ 出演∥ブリジッド・バルドー / ダニエル・ジェラン
『殿方ご免遊ばせ』
1957年|カラー|85分|
監督∥ミッシェル・ボワロン 出演∥ブリジッド・バルドー / シャルル・ボワイエ / アンリ・ビダル
『月夜の宝石』
1958年|カラー|91分|
監督∥ロジェ・バディム
出演∥ブリジッド・バルドー / アリダ・バリ / スティーヴン・ボイド























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